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ソニックケア〜

こんにちは。先日歯ブラシのお手入れに関して話させてもらったので今回は超音波歯ブラシについてお話しさせていただこうかと思います。

手磨きの歯ブラシでちゃんと綺麗に磨くことも可能なですが、実際にほとんど汚れのない状態まで手磨きですることはむずかしいです。そこで超音波歯ブラシなどが活躍するのです。

まず普通の歯ブラシ以外で歯ブラシは大きく分けて3つあります。超音波歯ブラシ、音波ブラシ、電動歯ブラシです。見た目ではなく振動数が大きく異なります。

電動歯ブラシは、あくまでもモーターの働きによって、すべて手でやるよりも高い清掃効果が期待できる、というレベルです。振動数も低いものが多いです。

音波歯ブラシは、ブラシの毛先が接していないやや深い部分のプラーク(歯垢)までも200~300Hzの音波の振動によりさらに清掃できます。

超音波歯ブラシは、振動数が160~200万Hzで、電動歯ブラシや音波歯ブラシでは難しかった歯のプラークの細菌や、不溶性グルカン(歯垢のもととなる大きな汚れ)まで音波振動によってできる水流や細かい泡で取り去ります。

つまり超音波歯ブラシが最も清掃の高い歯ブラシになります。

超音波歯ブラシの正しい使い方は以下のような使い方です。

① 歯磨き粉は使わなくてもいい

市販の歯磨き粉の多くには、歯の表面を滑らかにするための研磨剤が使用されています。

研磨剤のおかげで、歯の表面の汚れや着色汚れが落ちやすくなっていますが、

一方で 歯や歯茎を傷つけてしまったり、歯周病や知覚過敏になってしまうこともあります。

音波振動歯ブラシでの歯磨きは歯垢除去力が高いため、歯磨き粉を使う必要はありませんが、

口の中がスッキリしない という方は、研磨剤の入っていない歯磨き粉をごく少量(米粒程度)お使いください。入っていないことが重要なので注意してください。

② 力を入れてブラッシングしない

手磨きと音波振動歯ブラシでは、基本的に磨き方が異なります。

音波振動歯ブラシは歯ブラシ自体が動くので、手磨きのように手を動かす必要はありません。

ブラシを軽く歯に押し当て、ゆっくりと滑らかにスライドさせるように磨いてください。

強く押し当てますと、毛先が広がってしまい振動が伝わらず、きちんと磨けなくなってしまいます。

歯ブラシを動かす必要がないため、奥歯の奥など手磨きでは磨きにくい箇所もしっかりと磨くことができます。

③ 磨きすぎない

音波振動歯ブラシは手磨きに比べ ストローク(ブラシの動き)数が高いため、磨きすぎには注意が必要です。

磨きすぎは歯茎を傷め、歯周病や歯肉炎になったり、歯の表面を傷つけるおそれがあります。

このような正しいブラッシングで倍以上の効果を発揮します。種類は本当にたくさんあるのですが、おすすめはソニックケアーです。

ソニックケアーは歯医者が唯一おすすめする電動歯ブラシ│manichannel

フィリップスという会社が出している商品です。いいものなのでそこそこ値段がしてしまいますが、志が高い方にはうってつけの超音波歯ブラシになります。ぜひ使ってみてください。