ウイルス感染と歯科の重要性②〜唾液の力について〜
昨日のブログでもウイルスの感染と歯科の重要性をかかせていただきましたが その続きとして感染予防について書かせていただきます。
皆様、唾液の働きをご存知でしょうか?
唾液はお口の中を潤すだけではなく口内の細菌増殖を抑え、口臭・虫歯・歯周病などお口の中の病気、感染症などのさまざまなトラブルから私たちを守っています。
健康な人の1日の唾液分泌量は1〜1.5リットル!
唾液はお口に中にあって当たり前、喋ってるときなどに人の唾液が飛んできたら汚く感じてしまいますが、その唾液が減ってしまうととても怖いのです。
唾液が減ると食べ物が飲み込みづらくなるなるなど嚥下・咀嚼機能の低下、 また口内が乾燥することで、虫歯や歯周病、感染症、肺炎などにかかりやすくなります。
唾液が減少する原因としては全身的な病気や薬の副作用、ストレス、喫煙様々な原因があります。もちろん感染予防は大事ですが体の免疫力を生かした感染予防法として唾液の力が必要だと考えます。
噛みごたえのある食品をメニューに取り入れよく噛んで食べる、水分補給をしっかりすることです!!特に減少している場合はキシリトールガムなどを食べるのも良いです。ですが、お口の中に噛み合わせの不調などがあると咀嚼が行いにくく柔らかい食べものばかり食べ、噛む回数も減ってしまうため口の中の健康を維持することが大切です。
唾液をよく出すことで唾液の抗菌酵素であるペルオキシターゼで口の中の病気や感染症から身体を守りましょう!!