ビタミンC
首都圏の緊急事態宣言が解除されましたが、まだまだコロナウイルスは終息していません。専門家の様々な声が上がっていますが、これからはウイルスと共存していかなければなりません。
当院もより一層気を引き締め、これまでと同様に感染対策を行い診療しております。
ところで先日、新型コロナウイルス等ウイルス感染症へのビタミンC治療に関するエビデンスが発表されました。
ビタミンCは高容量での経口摂取1日3〜10g、点滴投与などによりウイルスによる毒力を防ぐ抗酸化物質として機能します。体の至る所で比較的高いビタミンC濃度が維持されている状態にあると、鼻咽頭や肺を攻撃するウイルスなどの外来微生物を感知し破壊する免疫系の働きを助けることから、ウイルス感染のリスクが下がると考えられます。
美容やウイルス感染のリスクを下げてくれる効果だけではなくビタミン摂取はお口の中にも効果をもたらしてくれるのです!!
私自身も2年間毎日シナールを飲んでいます。
そこでビタミンとお口の中との関連について調べました!!
ビタミンC
抗酸化物質であるビタミンCは、免疫力を向上させ、歯周病予防に役立つだけでなく、コラーゲン生成の為に必須の栄養素です。
傷の治りを早くするので、抜歯やインプラント挿入後のケアにも注目です。
ビタミンB群(B6、B12、葉酸)
血中ホモシステイン値を低下させ、良質なコラーゲンを保ち、骨や歯ぐきの健康を維持します。
カルシウム、マグネシウム、ビタミンD、ビタミンK
カルシウム、マグネシウムは、歯や骨の主要な構成要素で、ビタミンD、Kも骨密度、骨の生成に不可欠な成分です。
また、カルシウム、マグネシウムには、唾液の緩衝能、再石灰化促進作用もあり、虫歯予防にも役立ちます。
アミノ酸
プロリン、リジン、グリシンは、コラーゲンの構成原料として重要です。
α-リポ酸、MSM、メチオニン、システイン
水銀等、体内の有害重金属の排泄(デトックス)促進は、これらの硫黄化合物が役立ちます。
などがあげられます。
飲み過ぎも良くないですが、適量を摂取し健康を守っていきましょう!!