虫歯になりやすい生活習慣
こんにちは!神田駅前歯科クリニックです。虫歯になりやすい生活習慣についてご紹介します。
虫歯になる原因として、普段の生活習慣が大きく関係しています。虫歯を何度も繰り返す、歯磨きをしていても虫歯になるという方は、生活習慣を見直す必要があるかもしれません。
虫歯になりやすい習慣についてお話しします。
歯磨きをしているのに虫歯になる、何度も再発してしまう方がいます。その反面、最低限の歯磨きしかしていないのに、あまり虫歯になったことがないという方もいます。実はこの差には生活習慣が大きく関係しているといわれており、普段の生活を見直すことで軽減する可能性があります。
虫歯になりやすい人の特徴としては、ダラダラ食べや間食が多い、口呼吸をしている、過度なダイエットなどが挙げられます。
甘いものを食べていると虫歯になりやすいと思っている方、多いのではないでしょうか。もちろん甘いものは虫歯菌の栄養となり、歯磨きを怠れば虫歯になります。
しかし、虫歯の原因はそれだけではありません。例えばダラダラと食事をしていると、口内は食べ物の成分が残った状態が続き虫歯になりやすい環境となります。同時に間食が多い、水分補給に甘い飲み物をよく飲む場合も、虫歯が発生しやすくなります。
また、よく噛まずに食べていると唾液の分泌量が減ってしまいます。
口呼吸をしている場合、口のなかが乾燥して虫歯のリスクが高まります。唾液には殺菌作用や食事で酸性に傾いた状態を中和する作用があるため、口呼吸で唾液が乾燥、または減少すると虫歯になりやすい状態となります。
食事や口呼吸以外にも、過度なダイエットやストレス、飲酒、喫煙などで唾液が減少します。先述していますが、唾液が減少すると虫歯になりやすい環境となります。
虫歯を予防するうえで歯磨きは大切ですが、きれいに磨けているようで歯ブラシが届きにくい箇所は磨き残してしまっていることがあります。虫歯菌は歯垢(プラーク)のなかにある細菌で、歯と歯のあいだや奥歯の溝などは磨きにくいため、歯垢が残ってしまいがちです。
磨き残した歯垢は歯石へと変化し、歯磨きだけでは取り除けなくなります。 そのほか歯磨きはしていても、舌に汚れが残っているケースもあります。舌の汚れは舌苔(ぜったい)と呼ばれ、虫歯や口臭の原因につながります。
食生活など生活習慣の見直し
虫歯になりにくい口内環境を作るためには、生活習慣の見直しが大切です。食事やおやつの時間はしっかりと決め、口内に食べ物がない状態の時間を作りましょう。
また、食事だけではなく飲み物にも要注意。甘いジュースを常に飲んでいる状態では、口内が酸性に傾いたままになります。食事と同じく甘い飲み物をとる時間も決めて、それ以外の時間は水やお茶などで水分補給をしましょう。
そのほか、ストレスや過度なダイエット、口呼吸など、生活習慣を見直しが大切です。
虫歯になりやすい原因として生活習慣を挙げましたが、歯並びも大切です。歯並びが悪いと磨き残しの原因となるほか、一部だけに負荷がかかり虫歯になりやすい状態になります。
また、歯並びの状態によっては口をしっかりと閉じることができず、口内が乾燥し虫歯を引き起こしやすい環境となってしまいます。
歯並びが気になっている方は、矯正治療を検討してもいいかもしれません。
歯磨きなどのセルフケアだけでは、虫歯のリスクを充分にコントロールすることはできません。毎日の歯磨きをどんなに頑張って続けたとしても磨き残しが生じてしまい、その積み重ねによって虫歯リスクが高まります。
虫歯といった口内トラブルが起きてから歯医者さんに通う方も少なくありませんが、歯医者さんの定期検診を受けることで虫歯のリスクを抑えられます。
定期検診では、セルフケアで取り切れない歯垢や歯石のクリーニング、ブラッシング指導などが行われています。