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インプラントはこんな人におすすめ!

こんにちは!神田駅前歯科クリニックです。今日はインプラントをおすすめ出来る人をご紹介します。

インプラント治療とは歯がなくなってしまった人の顎の骨にボルトを埋め、その上に被せ物をする治療法です。今まで歯科業界で常識だったブリッジや入れ歯と比べると歯の疑似根っこを埋めるという斬新な治療法で注目を集めました。
注目を集めただけでなく実績も非常に増えました。インプラントは実際の自分の歯を再生するわけでないので再生療法とは呼べませんが準再生療法といえるのではないでしょうか。
インプラント治療を考えている患者さんは多いですが、なかなか手を出せないというのが現状です。その理由の一つとして挙げられるのが金銭面の問題です。
インプラント治療は自費診療にあたり患者さんの経済的負担が大きいのが特徴です。その代わり、確かな治療結果を得ることができるので多くの患者さんが満足しています。しかし、中にはインプラントに向いていない人がいますし、早急にインプラントをするべき人もいます。
インプラント治療が向いている人と向いていない人の特徴について紹介していきます。

インプラントが向いている人

1本だけ歯がない人
インプラントは1歯欠損に適用されます。特に歯がないところの両サイドの歯が健康だった場合は、ブリッジにするのはもったいないですよね。ブリッジは両隣の歯も削ってブリッジを製作するため、1歯欠損の場合にはおすすめできない治療法です。両隣の歯が健康な歯であればなるべく残すことが理想なので1本だけ歯がないときはインプラントにした方が良いでしょう。

嘔吐反射があって義歯をつけられない人
上顎の粘膜に入れ歯が触れると嘔吐を誘発することがあります。これは生理現象なので個人差があり制限することが難しいのが現状です。嘔吐反射が強い患者さんは入れ歯を装着することが難しいため、この場合はインプラントを選択するのがおすすめです。

しっかりと噛みたい人
天然歯で噛む力が100%だとすると入れ歯では30%程度です。粘膜に吸着している入れ歯だと噛む力が弱くなってしまいがちです。しかし、インプラントだと骨にしかりとボルトが埋まっているので自分の歯のように噛むことができます。100%近い力で噛めるのは現在のところインプラントのみであるといわれています。

インプラントに向いていない人

インプラント治療をしても予後が悪くなる可能性が考えられる場合にはインプラントが不向きであると考えられます。

歯周病治療が終わっていない人
歯茎は家でいうと土台や基礎と同じ要素です。基礎工事がしっかりできていないとどんなによい家を建ててもすぐ壊れてしまうのと一緒で、歯科では歯茎の病気である歯周病が治っていないとインプラントを埋めても短期間で使えなくなってしまう可能性があります。

骨の厚みがない人
インプラントの元であるボルトを埋めるにあたって骨の厚みが十分でないと手術ができません。ボルトがしっかりと埋まって、周辺の神経や血管に影響を与えない関係で手術が行えるほどの厚みがあることが重要です。

歯ぎしりをする人
インプラントに大きな力がかかると破損する危険があります。歯ぎしりは無意識で起きて、歯に大きな力をかけてしまいます。インプラント治療をしても破損させる危険があるので歯ぎしりをしている患者さんは注意が必要です。

歯並びが悪い人
インプラントは常に清潔にしておかなければいけません。歯並びが悪いと磨き残しが多くなりがちです。歯磨きの効率を上げる意味でも歯並びが悪い人歯列矯正などの選択肢を選んだほうがインプラント治療を長持ちさせます。

インプラントのスペースがない人
長期間歯が無いまま過ごしていると周囲の歯が徐々に移動してきてしまいます。万が一歯が移動してインプラントを埋めるのに十分なスペースがなくなってしまった場合、治療ができない可能性があります。インプラントを入れる前にスペースを確保しておきましょう。