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健康な歯茎とは

こんにちは。神田駅前歯科クリニックです。

皆さんは歯茎を健康にするように歯磨きをしていますか? おそらく誰でも、子供の頃に「ちゃんと歯磨きをしないと虫歯になるよ」と言われた経験があることでしょう。しかし、成人になったらどちらかというと歯周病にかかるリスクが高くなってきます。それゆえ「虫歯にならないように」に加えて、「歯周病にならないように」も注意して歯磨きをする必要が出てきます。厳密には「虫歯にならないように」するお手入れと「歯周病にならないように」するお手入れには違いがあります。

健康な歯茎ってどんな感じ?

ところで健康な歯茎とはどのような状態を言うのでしょうか?それを知らなければ、自分のお手入れが正しいのかどうかも分かりません。

健康な歯茎とは次のような条件を満たしている歯茎です。

1.淡いピンク色
健康な歯茎は赤かったり、赤紫色などの色はしておらず、薄いピンク色が基本です。しかし、メラニン色素の多い人は必ずしも薄いピンクではなく、若干茶色っぽい着色が付いている場合もありますが、赤みが強くなければ大丈夫です。

2.歯と歯の間に入り込む歯茎の形はシャープな三角形
引き締まった歯茎、歯周病がなく、下がっていない歯茎はシャープな三角形です。

3.スティップリングがある
健康な歯茎にはスティップリングと呼ばれる、オレンジの皮に見られるようなプツプツとした細かいくぼみが見られます。

4.歯を磨いても出血しない
炎症がある歯茎はちょっと触ったくらいで出血します。歯ブラシやデンタルフロスで出血しない歯茎は健康であるといえるでしょう。

いかがでしたか?皆さんの歯茎は以上の条件に当てはまっていたでしょうか?

歯茎が下がってしまう主な原因5選

歯茎が下がってしまって、歯の根元まで剥き出しになっている歯茎を見たことはありますか?

さまざまな原因によって歯茎が不健康な状態になると、歯茎が徐々に下がってきてしまい歯の根元まで剥き出しに見えたり、歯が長く見えたりします。

ここでは、歯茎が下がってしまう主な原因の5つについて、ご説明します。

歯周病

歯茎が下がってしまう原因の一つに歯周病があげられます。

歯周病とは細菌の感染により、歯茎と歯を支えている骨を壊してしまう、歯茎・歯を支える骨の病気です。

歯周病菌によって炎症が起こった歯茎はどんどん下がってしまい、放置してしまうと歯を支えている骨も溶かし、さらに歯茎が下がってしまうという事になります。

歯周病の初期段階では、痛みがほとんどなく歯茎の腫れや出血がある程度ですが、歯茎が下がるほど進行してしまうと、歯を維持することができなくなる可能性もある恐ろしい病気です。

過度な歯磨き

歯茎はとってもデリケートなので、強い力でこすられると下がってしまうこともあります。

歯と歯茎の境目には汚れが溜まりやすいので良く歯ブラシを当てたほうが良いと言われていますが、長時間当てすぎたり、力を入れすぎると、歯茎が傷ついて下がってしまいます

歯の磨きすぎで、歯の表面の組織エナメル質がすり減ってしまうとさらに歯茎が下がる原因にもなるので注意が必要です。

歯ぎしり、食いしばり

歯茎に強い力が加わることも、歯茎が下がる原因のひとつです。

硬いものを噛んだときや歯ぎしり、食いしばりをしたときに歯茎に大きな力が加わります。

とくに睡眠時や無意識にしている歯ぎしり、食いしばりは体重の2倍以上の力がかかっているとも言われていて、気づかないところで歯茎に大きな力を加えてしまっている可能性があります。

タバコ

タバコも歯茎を下げてしまう原因になります。

タバコの煙に含まれるニコチンや一酸化炭素は歯茎の血の循環を悪くしてしまうので、歯茎に酸素や栄養が行き届かずに歯茎が萎縮してしまいます。

女性ホルモンの影響

女性の場合は、エストロゲンなどの女性ホルモンが増加すると、歯肉への血流が増加し新陳代謝が活発化します。

新陳代謝が活発化した歯茎は、プラークなど細菌の刺激へ敏感になり炎症が起こりやすくなります。

炎症が広がると歯周病へ繋がってしまい、結果として歯茎が下がってしまう原因となります。

歯茎が下がってしまうと起こる問題とは?

歯茎が下がってしまうと「なんとなく口元が老けて見えてきた…」と見た目の問題は、すぐに気付くことができます。

しかし、実は見た目以外にも歯茎が下がってしまうことで多くの問題が引き起こされる可能性があります。

ここでは、歯茎が下がると起こる可能性のある問題についてご紹介していきます。

知覚過敏になりやすくなる

歯茎が下がってしまうと、今まで歯茎の中に隠れていた歯の根っこの部分が少し出てきてしまいます。

歯の根っこの部分は、外部からの刺激が伝わりやすい象牙質という構造の一部なので、歯茎が下がると冷たい物などの刺激がしみやすくなってしまいます

知覚過敏は、歯茎が下がってしまった時にとくに多い症状のひとつです。

虫歯になりやすくなる

歯の象牙質は、健康な場合に歯茎より上に出ているエナメル質よりも虫歯になりやすい性質があります。

さらに、歯と歯茎の境目・歯と歯の間なので汚れもたまりやすく、虫歯のリスクが高くなります

歯がぐらぐらする

歯茎には、歯を支える役割があります。

健康な歯茎であれば、しっかりと歯を支えることができますが、歯茎が下がってしまうと支えが少なくなってしまうので歯がぐらついてしまいます。

歯が抜けてしまう

歯がぐらついた状態で、そのままにしてしまうとさらに歯茎が下がってしまい歯が抜けてしまうこともあります。

歯が抜けてしまうところまで進行してしまうと、単に歯茎が下がるだけではなく歯茎の下の歯を支えている骨が歯周病菌によって溶かされてしまい、歯を支えていた骨が自体が無くなってしまいます。

一度溶けてしまった骨は元に戻すことができません

歯が抜けてしまう状態になる前に、歯科医院を受診するようにしましょう。

歯茎を健康に保つにはどうしたらいい?

それでは、健康な歯茎を保つにはどうすれば良いでしょうか?その秘訣を挙げていきます。

・歯磨きは最低1日2回する
1〜2日歯磨きをしないと、歯茎に炎症が起こってきます。極端に言えば1日に1回歯磨きがきちんとできていれば炎症は起きないのですが、どうしてもみがき残しが出てしまうことや、口臭予防の面でも1日に2回は最低でも磨いたほうが良いでしょう。

・寝る前は特に念入りに時間をかけて磨く
夜眠っている間は唾液がほとんど分泌されず、細菌が繁殖しやすい状況になります。つまり、夜間に歯茎の炎症が起きやすくなりますので、寝る前には時間をかけて丁寧に磨きましょう。

・デンタルフロスや歯間ブラシを使う
歯間の汚れは、歯ブラシだけでは落としきれません。デンタルフロスや歯間ブラシを夜寝る前の歯のお手入れ時に使用しましょう。

・歯と歯茎の境目をしっかり狙って磨く
歯周病予防には、歯と歯茎の間の溝の部分の汚れをしっかり落とすことが大事です。そのためには、歯の側面を磨く際に、歯ブラシを歯面に対し45度に傾け、歯茎の溝に毛先を入れ込むような気持ちで磨くと良いでしょう。歯茎のマッサージにもなり、血行がよくなって歯茎を引き締める効果もあります。

・半年に一度は歯科医院でクリーニングを受ける
どんなに歯ブラシやフロスを頑張っても完全に汚れを落としきるのは不可能です。落としきれない汚れや歯石は歯科医院で定期的にクリーニングを受けましょう。

・口呼吸をしない
口をポカンと開けて呼吸をしている人は口が乾燥して、歯茎に炎症を起こしていることがほとんどです。口で呼吸をする癖がある場合はすぐにやめるようにし、鼻炎などで口呼吸をしている場合は、鼻炎を治療しましょう。

・よく噛む、よく喋る
口の中が唾液で潤っていると細菌が洗い流されやすく、歯茎の炎症も起こりにくくなります。よく噛んで食べ、よく喋ることで唾液の分泌がよくなります。

・タバコを吸わない
喫煙すると歯周病を発症しやすく、また非常に進行しやすくなります。歯茎のことを考えるなら禁煙しましょう。

・歯に力をかけすぎない
歯ぎしりや食いしばりがあると、歯茎に負担がかかります。就寝中にナイトガードをつけるなどで対処しましょう。

・健康に気をつける
糖尿病や骨粗しょう症は歯周病と非常に深い関連があります。体の健康にも気をつけましょう。

いつまでも健康な自分の歯で食事をするためには、健康な歯茎、強い歯茎を保つことが重要です。

歯茎が下がってきたなと思ったら歯科医院を受診しよう

歯茎が下がってしまうということは歯周病になってしまっていたり、歯ぎしりや食いしばりをしていたり…と何らかの原因があるはずです。

歯茎の下がりは放置してしまうと、さらに歯茎が下がってしまったり、歯周病が進行してしまうこともあります。

痛みや症状が無くても、少しでも歯茎が下がっていることに気付いたら、歯科医院を受診しましょう

また、もし自覚症状がない場合でも定期的な健診をおすすめします。