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口臭対策

こんにちは。神田駅前歯科クリニックです。

今回のテーマは口臭です。

ふとした時に「あれっ!私の口ちょっと臭くない?!」と感じることはありませんか?人と話すときや普段自分では気づいていないけれど「もしかして臭い?」と不安になっている方もいらっしゃると思います。

口臭には様々な要因があるようです。

今回は生理的口臭の要因と対策を少しご紹介できたらと思います。

最初のポイントは唾液です!

そもそも唾液には口の中を洗浄する作用があって噛んだり話したりするなど口を動かして、唾液腺を刺激することによって分泌が増えます。

そして、唾液には「口の健康・清潔を保つ」「食べ物を飲み込みやすくする」「消化を助ける」などの働きもあります。

その唾液が減ってしまうとお口が臭いやすくなります。

口の中が乾燥していると自浄作用が低下します。

そうすると、タンパク質を分解する細菌が増えるので口臭もギュッと濃縮されてニオイがきつくなるそうです。

特に寝ている時は唾液腺が分泌されず口呼吸や水分不足により口腔内が乾燥し朝起きた時が一番においがきつくなると言われています。

また緊張やストレスを感じている時、ホルモンの変調時も臭いやすくなるそうです。

唾液を増やすには

唾液は、噛んだり、話したりすることで、唾液腺から分泌されます。長時間にわたり口を動かさないでいると唾液が減ってしまいます。また唾液の分泌は自律神経の影響も受けるため、ストレスがあると減少します。
次のような対策で、口の中をきれいにしてくれる唾液を減らさないように心がけましょう。

  • 食事は規則正しく、よく噛んで食べましょう。
  • 食事の時間が空くときはガムを噛むと唾液が出やすくなります。
  • マッサージで唾液腺を刺激してみましょう。
  • 軽い運動をし、人と会話をしましょう。ストレスを解消し、唾液腺も刺激します。
  • 睡眠を十分とり、疲れをためないようにしましょう。

胃腸の調子を整える

口臭の主な原因となる舌苔は、胃腸の病気などがあると増加します。暴飲暴食は控え、毎日3食規則正しく食べる、消化の良いものをよくかんで食べる、刺激物は控える、ストレスをためないなど、胃腸によい生活を心がけましょう。腸内環境を整えるヨーグルトなどの乳酸菌や、メカブなどの海藻類を積極的に摂って、体調を整えておきましょう。

その他の予防方法

口臭が気になる場面では、ニンニク、アルコールなどニオイの素となる飲食を避けましょう。たばこを吸うと口の中に残るタールがニオイの素になるので、喫煙も避けましょう。
お茶などに含まれるポリフェノールは、口の中の細菌を洗浄し、ニオイ成分と結合して消臭する作用があります。食事と食事の間の時間に、ポリフェノールが豊富な緑茶やウーロン茶などで一息入れれば、口の中も潤い消臭効果も期待できるので一石二鳥です。
外出先で一時的にニオイを抑えたいときは、ミントタブレットなどの清涼菓子や口臭スプレーもおすすめです。